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地涌の菩薩が
誕生した!
動き始めた!
アメリカ大陸に
新しい時代の風が
吹き始めた!
紅玉の杯を交わしながら
新しい 素晴らしき
平和と幸福の光道が
できあがりつつある。
朗らかな
歌声を吹き上げながら
わがアメリカの五十州に
未来を光らす
おお 星条旗は翻る!
自由の鐘の鳴り響く
歴史を創造しゆく五十州にも
わが地涌の菩薩が
立ちあがった!
地涌の菩薩が走り始めた!
そして
地涌の菩薩が
戦い始めた!
偉大なる
世界の縮図のアメリカに
新しい波が起り始めた!
確かなる善の世界へ
大いなる新世紀への
翼が広がり始めた!
生き生きと
壮大な人生の未来に向かい
わが生命の翼は
悠然と 清新な息吹きに
包まれながら
新世紀へ
古い過去の生命の境界を
断固として
乗り越えて飛び立った。
私たちは
新しい人生となって
社会的な 偉大なる
友愛の運動に走り始めた。
その境涯には
無限の歓喜と
永遠の栄光 輝く
力と 存在と
自分自身があることを
気づいたのだ!
私の翼は
いかなる風にも
いかなる嵐にも
揺さぶり落とされることはない。
その自身の生命には
幾多の学究が
大いなる完成を目指した哲学が
深く存在しているからだ。
私には もはや
数知れぬ波があっても
恐れない!
また
前途に安逸な日々が
横たわっていても
私の暁の魂は
光輝いている。
断じて 私は
太陽の魂をもって
立ちあがった。
老いぼれた
権力や名誉など
眼中には ない。
僕の精神は 常に
正義のためへの
猛攻撃の人生を歩む。
怒り狂う
業火の中に突入しても
必ず 私は
秩序ある正義の道を
作ってみせる!
壊滅の道を歩む
権力者もいる。
復讐の暗い人生を
さまよう人もいる。
しかし 僕の心は
確かな金字塔を目指して歩む。
私の仲間もまた 同じだ。
多くの友が
古い時代から
新しい世紀へ!
古い人生から
新しい生命の世紀へ!
断じて崩れない
大地を踏みしめる
輝きわたる大空の星を
見つめるのだ!
決意に燃えて
元気に燃えて
晴れがましく
自分の空を振りまきながら
歩いていくのだ!
私たちは
時代の要求を知っている。
人々の希望も知っている。
人間が 互いに侮辱し合う
この究極の対立の世界に
落胆していく人は多い。
しかし 我らは
激しく熱中する。
絶え間ない 朗らかな
宇宙と共に行き抜く
法理を 知っているからだ。
落胆などは 絶対にない。
生きゆく栄誉と宝冠を
我らは 持っているからだ。
我らは
人生の終りも知っている。
その彼方の
永遠の生命を信じている。
魂の暗夜をさまよう人たちに
瞬間瞬間の
生命の変革の闘争を
今日も 走りながら
教えていきたい。
アメリカ!
私の生きている
自由なアメリカ!
初代・牧口常三郎会長は
すでに二十世紀の初めに
「未来の文明の
統合と結合の天地は
アメリカなり」と
予見されていた。
二代・戸田城聖会長は
「アメリカのお蔭で
戦後の日本に
信教の自由がもたらされ
広宣流布の時が訪れた。
大作!
アメリカには恩返しに
行きたいな!」と
何度も何度も語られた。
ゆえに 私は
その直弟子として
世界への平和旅の第一歩を
愛するアメリカに刻んだ。
このアメリカの
永遠なる
信頼と繁栄と安全を
アメリカの同志とともに
守りたい。
夜を迎えると
互いに
感謝の祈りを捧げたい。
互いに
建設の誓いを捧げたい。
そして 互いに
澄んだ声で未来の歌を歌う。
我らは 昼も夜も
諸天善神と
限りなく楽しみながら
一日一日を踊る。
君にも
幸運の風よ 吹け!と
そして 君にも
曇りよ 必ず晴れよ!と
祈り励ます 気高さよ!
苦悩の君にも
雨嵐から
晴天が来ることを!
必ず 和楽の
勝利の日が来ることを!
美しい 人間本来の
誠意をもって
友に訴える 尊さよ!
我らは知っている。
高潔な魂に
かなうものはない!
我らは知っている。
無意味な人生よりも
喧々諤々の議論よりも
名誉のための慈善事業よりも
はるかに高貴なる
わが使命の道を!
我らは悲しむ。
人生の何たるかを知らず
さまよい歩いて
年老いている姿を!
青葉若葉の茂る
誠実の青春の姿を知らず
偽りの日々に
流されている姿を!
汝は
多くの博士論文よりも
難解な仏法を
無数の人に説いている。
なんと偉大な博士であろうか!
政治計画を滔々と論ずる
多くの政治家よりも
社会の深い調査と
世界の情勢に対する感覚と
統計学を誇る 社会学者よりも
汝の智慧は
汝の行動は
語る人々の魂の奥に
精密に 響き
疲れたる多くの人々に
歓喜と生きる力を与えゆく。
その確固たる
行動の哲学者には
幾百万の人々からの
素晴らしき反響とともに
生き生きと
その会話は流れ広がる。
広々とした
我らの歩む
花咲く 芝生の彼方には
真剣なる人間主義の行動と
その音声が 待っている。
ともに語り合うなかに
喜びと舞踏家の舞の如き
まことに新しい扉が
開き始めていく。
自身の生と死を 深く思索し
過ぎた日々を振り返りながら
生き抜く唯一の力を
持ち始めた 私は
気まぐれな風に
押し流されることもなく
自分自身の尊い生命の奥を
見つけゆくことができたのだ。
屈強な宿命にも
私は もはや負けない!
不幸の運命の魔王と
戦い 勝つことができる
秘法を持った
私たちの前途は
諸天に包まれながら
歓迎の宴が
賑やかに待っている!
ああ 風雨を
乗り越え 勝ち越え
多くの体験を
身につけながら
多くの人々が羨ましがるような
黄金の大道を!
幾百万の
スクラムを作りながら
好きな歌を
声高らかに愛唱しながら
勇気と善意と愉快な道を!
休み休み
そして また
友と戯れながら
仲間と 楽しく
幸福街道を
今日も 歩き始めるのだ!
その道には
確実な勝利と栄光の
地平線が見える。
この道には
戦いも
争いも
悪も
魔物も
皆 消え失せてしまっている。
我らは知っている。
永遠の普遍の法則は
この道にあることを!
あの煉獄のような
酷薄な世界に決別して
熱い胸を高ぶらせながら
我らの人生は勝利せりと
宣言したのだ!
君も目覚め給え!
真実の深い人生の
喜びのために!
安逸に流され
死と悲嘆に むせび泣く
哀れな人生を断ち切れ!
頑迷な そして愚劣な
奢りに負けることなく
この世に生をうけた
最極の喜びを 連打しながら
永遠に慈悲深い
自身の結実しゆく道を
歩みゆき給え!
哀れな名誉の
口笛なんか 儚い。
自身の一生を
悪意で略奪しゆく
弱い やっかみの人生など
色あせていることを
知っている。
誰人も
最後の日が どうなのか。
最終の人生が どうであるのか。
気ままな
調子に乗って人気ぶった人生が
何を意味しているのか。
皆 儚い
一片の冬の風である。
必死の努力も 空しく
息が絶えるような不条理に
常に 傷つきながら
熱病みたいに
悩み 苦しんでいる
多くの人々よ!
明日の命も知らず
人生に黄昏の来ることも
知らず
牢獄へ行く道であることも
わからず
金品を欲し
名誉を奪い取ろうとしゆく
浅ましい 空しい
闇に隠れゆく その心よ!
我らは 常に
無限に連なる
因果の理法という
大法則の道を歩みながら
永遠に守護されゆく
堂々たる 鮮やかな大道を
笑みを浮かべながら進む!
彼方に愚かしい薄ら笑いを浮かべて
批判する者もいる。
己の苦悶の心を ごまかし
紛然として生き抜く我らの
輝かしき人生を 憧れて
羨ましく 見つめている。
彼らは
只々 うなだれ
その心は
悲痛な歩みを
続けているのだ。
有名のみを欲する彼ら。
名も知られぬ我ら!
永遠の夜明けに
どちらが
誰が
喜びの人生を
喜びの歌を
喜びの曲を
奏でることができるか。
彼らは 不運の男。
我らは 幸運の生命!
彼らには未来がない。
我々は
永遠に続く未来を知る!
腐敗と堕落の輩を
笑い飛ばしながら
我々には
晴れやかな日々が
待っている。
つまらぬ事件を作り
つまらぬ批判をして
我らを苦しめる彼らには
地獄の入り口が待っている。
我らの精神と魂には
いかなる激戦にも
勝ちゆく力が磨かれている。
我らの生命には
勝利という大きな勲章が
刻まれている。
恐れない!
悩みに負けない!
そして
この魂こそ
仏に通ずる魂であることを
知ったのだ。
私の魂は
あらゆる屈辱を はねのけ
あらゆる苦悩を乗り越え
ついに 幾たびとなく
栄光の旗を振った。
私の魂には
不幸という境域はない。
我々は
社会を大切にする。
世間を大事にする。
仏法は
社会そのもののなかに
生きるからだ。
社会と隔離して
人間は いない。
同じく
人間と社会との
一体性 共感の中に
人生は立っている。
「一切の法は
皆 是 仏法なり」と
鋭く説かれている。
信仰という
崇高にして絶対の
信念に生きる立場として
世間体を気にして
心を左右することは
愚である。
間違いである。
私は
賢い友である彼と
私は
貧しい苦悩に満ちた彼と
私は
生命の不眠症に苦しむ彼と
私は
異質の辺境にいる彼と
誰人たりとも
差別なく 選択などせず
汝等とともに生きる。
意義深く生きる。
良友となって生きる。
早朝から 合唱しゆく
厳粛なる実務を持ち
不思議な地涌の菩薩は
アメリカに出現し
新しき芽を出し始めた。
その天に響く声は
真剣であり
懸命である。
その鐘は
晩鐘ではなく
暁鐘である。
妙法の光が
君の顔を照らす。
君は
仏を見つめる。
そこに
偉大なる境涯と冥合しゆく
とどまることを知らぬ
永遠なる 仏界という
全宇宙の究極の
喜びの生命の躍動が涌現した。
そこには
賞罰も関係ない。
無関心も関係ない。
そして また
いかなる非難も関係ない。
一歩また一歩と
彼の心は
いな 彼の生命は
中傷の大雨にも
恥辱にも
少しも 痛み震えることはない。
妬みの心を燃焼して
我らを誹謗する輩は
灰色の老いたる心に沈み
陰影も 黒々と
染まりゆくことを知らない。
古い権威や
因習を捨て去った
新しい理想的な国を
創りゆかんとする
アメリカよ!
自由のために闘い
人権のために闘う
偉大なるアメリカよ!
ある詩人が謳った。
二十世紀は
人間同志の殺人の世紀だった。
それらは まさしく
地獄の世紀であった と。
前途には
不吉な 震えあがる
生命の苦渋の命脈が
戦いている。
苦しげな目の人。
侘しき目をもつ人。
野獣の如き眼差しをもつ者。
しかし 我らは
果てしない人類の中へ
歩み入る。
人間の中へ
心臓を脈打たせながら
堂々と進む。
慈愛の熱い涙を
胸に秘めながら
野蛮な そして無認識な
哀歌を もともせず
深き強き 人格を作りながら
目には希望に燃え
血は悩める人のために燃える。
私にも縁深き
デンバー大学で
アメリカの若き指導者
ケネディー大統領は語った。
「文明とは
教育と破滅との競争である。
どちらが勝つか。
それを決するのは
君自身なのだ!」
二十一世紀文明へ
若き学徒の
そして 若き指導者の
人間教育の
平和と繁栄と歓喜のために!
我らのアメリカの創価大学は
太平洋の王者の波を見つめながら
幾世紀の期待を担って
オレンジ郡の溌剌たる丘の上に
無数の行列と
無数の声 高鳴る歌と共に
建設されてきた!
わが人生は
愛するアメリカで
若き自由人のために
そして 無限の思い出を
共々に創りながら
夜明けの喇叭の音を
響きわたらせながら
総仕上げしゆく決心である。
我らは
平和こそ万歳!
人生こそ万歳!
そして
幸福こそ最大の万歳! と
叫びながら進む!
天国は存在しない
この苦悩の世界にあって
永遠に明るい
永遠に楽しく 透き通った
高貴な夢を
現実に見ながら歩むのだ!
二〇〇〇年七月二十一日
世界桂冠詩人
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